身分証や顔がネット流出?闇金晒しの卑劣手口と消し去る緊急対処の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

かつてバブル崩壊前後の闇金融を描いた『ナニワ金融道』では、泥臭い対面での取り立てや手形詐欺が物語の中心だった。時代が下り、真鍋昌平による『闇金ウシジマくん』では、携帯電話と銀行口座を駆使して債務者を精神的に追い詰める「090金融」の冷酷さが生々しく描かれ、世間に衝撃を与えた。

しかし、いま起きている事態は、それら往年の名作やNetflixで配信されるサスペンス・クライムドラマのシナリオすら生ぬるいと感じさせるほど高度化している。AIによる画像加工技術を悪用し、債務者の顔写真をわいせつな画像や犯罪行為のフェイク画像と合成してバラ撒く手口まで確認されている。単なる金銭トラブルの枠組みは完全に崩壊し、現代の闇金問題はテクノロジーを悪用した凶悪な犯罪・社会問題へと姿を変えた。