生理の時に食べるといいものは?痛みや貧血を和らげる神食材とNg食品について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

生理中の体は、子宮内膜を排出するために子宮を収縮させる物質「プロスタグランジン」が過剰に分泌され、強い痛みや血流不良を引き起こします。さらに経血の排出による急激な鉄分喪失が加わるため、それぞれの症状にピンポイントで作用する栄養素の補給が欠かせません。

生理痛を和らげる食べ物として最優先したいのが、筋肉の過度な収縮を緩めるマグネシウムと、炎症を鎮めるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)です。マグネシウムは「天然の鎮痙剤(ちんけいざい)」とも呼ばれ、子宮平滑筋の緊張を解きほぐす働きがあります。海藻類(ひじき、わかめ)、納豆や豆腐などの大豆製品、アーモンドに豊富に含まれています。また、サバやイワシなどの青魚に含まれるEPAは、プロスタグランジンの生成そのものを抑制する作用が医学的にも実証されています。

次に、多くの人が直面する立ちくらみや倦怠感には、生理中の貧血を防ぐ鉄分が豊富な食べ物が必須です。鉄分には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」が存在します。吸収率が高いヘム鉄を多く含む赤身肉(牛ヒレ肉、豚レバー、カツオ)を主菜に据え、ほうれん草や小松菜など非ヘム鉄を含む食材を摂る際は、鉄の吸収率を飛躍的に高めるビタミンC(パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツなど)とセットで組み合わせるのが鉄則です。

さらに、月経時のホルモン変動は水分貯留とメンタルの不安定さを引き起こします。生理中のむくみを解消するカリウムが豊富なバナナやアボカドは、余分なナトリウムと水分の排出を促進します。加えて、生理中のイライラを鎮めるビタミンB6は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの生合成に不可欠な栄養素です。マグロの赤身、鶏むね肉、バナナを意識して取り入れることで、精神的なアップダウンを穏やかにコントロールできます。