世界を魅了した京マチ子の若い頃!美貌の秘密とハリウッド秘話を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

彼女の名を一夜にして世界へ轟かせたのが、黒澤明監督による名作『羅生門』(1950年)だ。平安時代の深い藪の中で起こる凄惨な事件の当事者・真砂役を演じた京マチ子は、眉を剃り落とし、貴族の気品と獣のような生々しさが同居する妖艶な女性を演じ切った。

木漏れ日が肌を照らすなかで見せた狂気と涙、そして激しい情念は、第12回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。審査員や海外メディアは「東洋から現れた奇跡の肉体派女優」と絶賛し、敗戦国の cinematic revival(映画の復興)を象徴するアイコンとして世界中のシネコンや単館系シアターのスクリーンを席巻した。