本種を健康に育てる上で最も重視すべきなのが、飼育ケージのレイアウトと空間構造です。平面を歩き回る地表性昆虫とは異なり、樹皮や岩の垂直面に張り付いて生活する樹上性・壁面性の性質を持っています。
ケージ選びでは底面積の広さよりも「高さ」を最優先してください。成体であれば、最低でも高さ30cm以上(推奨は40cm以上)のプラケースやガラスケージを用意します。レイアウトの主役となるのは、垂直や斜めに立てかけるコルクバーク(樹皮)や天然木です。ウデムシがしっかりと爪を引っ掛けてぶら下がれる足場を複数配置し、広々とした立体活動スペースを確保することがストレス軽減につながります。床材には保湿性に優れたヤシガラマットやダイオウピートを2〜3cmほど敷き詰めるのが適しています。