Q1:ニキビにゲンタシン軟膏を塗ると早く治るというのは本当ですか?
A1:一般的なニキビ(尋常性ざ瘡)に対してゲンタシン軟膏は第一選択ではありません。原因菌であるアクネ菌には専用の抗菌外用薬(クリンダマイシン等)や毛穴の詰まりを取る過酸化ベンゾイル製剤(ベピオ等)が標準治療です。黄色ブドウ球菌が混ざって赤く化膿した毛嚢炎には一時的に有効なケースもありますが、ニキビ跡を消す効果はありません。
Q2:赤ちゃんや子どもの擦り傷・とびひに使っても安全ですか?
A2:小児の細菌感染創やとびひ(伝染性膿痂疹)に対して安全に使用できる薬剤です。ステロイドを含まないため皮膚が薄い乳幼児にも処方されます。ただし、乳幼児は皮膚吸収率が高いため、広範囲への大量塗布や自己判断での長期連用は避け、医師の指示した期間(通常数日〜1週間以内)を守って使用してください。
Q3:ドラッグストアで「ゲンタシン軟膏」そのものを名指しで買えますか?
A3:購入できません。ゲンタシン軟膏は処方箋医薬品に分類されており、一般用医薬品(市販薬)としての流通はありません。ドラッグストアで同等の効果(化膿止め・細菌感染予防)を求める場合は、ステロイド不使用の市販抗生物質製剤である「ドルマイシン軟膏」や「テラマイシン軟膏a」などを薬剤師・登録販売者に相談の上で購入してください。
Q4:開封済みのゲンタシン軟膏に使用期限はありますか?
A4:チューブに記載されている使用期限は「未開封状態」のものです。一度開封した軟膏は、空気中の酸素や指先の雑菌に触れるため劣化が進みます。開封後は冷暗所で清潔に保管し、半年〜1年を目安に使い切るか処分してください。変色や異臭、油分の分離が見られるものは使用を中止してください。