一方で、2020年代に入ってからネット掲示板やSNS上で「石原さとみは宗教を脱会したのではないか」という噂が幾度となく浮上しました。火のないところに煙は立たないと言われますが、この噂が生まれた背景には3つの大きな環境変化がありました。
第1に、2020年5月に個人事務所を設立した点です。ホリプロに所属しながらも自身の法人を立ち上げたことで、「学会系コネクションからの経済的・組織的な自立を企図したのではないか」という憶測を呼びました。第2に、出産後の復帰作となった映画『ミッシング』(2024年)などで見せた過酷な役作りと、タブーを恐れない作品選びです。清純派のイメージを完全に脱ぎ捨て、人間の狂気や生々しい感情を描く作品へ傾倒したことが、旧来の学会タレント像からの脱却と映ったのです。
そして第3に、2023年11月に創価学会の池田大作名誉会長が逝去されたことです。カリスマ的指導者の逝去に伴い、芸能界の学会員たちの動向が注目されるなかで脱会説が再燃しました。しかし、2026年時点の確度の高い取材情報を総合すると、脱会の事実は一切確認されていません。現在の彼女は、過度な宗教活動をアピールすることなく、個人の精神的支柱として信仰を静かに維持しながら、芸能活動と完全に切り離すプロフェッショナリズムを確立しているのが真相です。