手相の基本といえば「生命線」「感情線」「頭脳線(知能線)」の3つが知られていますが、プロの鑑定士が個人の社会的成功や人生の充実度を評価する際、必ず着目するのが「運命線」と「太陽線」を加えた5本の線です。
基本三線が「生まれ持った心身の器や思考の癖」を示す基礎体力であるのに対し、運命線と太陽線は「社会の中で自己の能力をどう発揮し、他者からどう評価・信頼されるか」という後天的な開花度を表します。手のひらにこの五本線が力強く刻まれている状態は、自身の資質と社会的な環境が見事に噛み合っている決定的な証拠です。
また、日本文化において「五本線」といえば、皇室ゆかりの格式高い門跡寺院の築地塀に刻まれる「定規筋(じょうぎすじ・五本線)」が最高位の格式を示すことで知られています。手相における五本線の完全な発現も、まさにこの寺院の定規筋になぞらえられるほど格式高く、強いエネルギーを秘めたサインと位置づけられています。