「手が大きいから指輪が似合わない」と思い込んでいるなら、それは大きな誤解だ。むしろジュエリーの歴史において、大きな手は最も自由度が高く、ドラマチックな装飾を受け止める理想的なキャンバスとされてきた。
世界的なハイジュエリーブランドであるティファニーのコレクションを見ても、存在感のある太幅のバンドリングや、意匠を凝らしたカラーストーンリングは、大きな手元でこそ最高の輝きを放つ。最新のリングコーディネートでは、華奢なリングをひとつだけつけるよりも、立体的なデザインを重ね付けしたり、ボリュームのある大ぶりリングを主役に据えたりするスタイリングが支持されている。キャンバスが大きいからこそ映える大胆なジュエリー使いは、手が大きい人だけに許された特権なのだ。