ネット上のQ&Aコミュニティでは「ショウリョウバッタはキャベツをバリバリ食べる」という情報が散見されますが、これには正確な文脈の理解が必要です。
確かに、極度の飢餓状態に置かれたショウリョウバッタはキャベツの外葉や小松菜をかじることがあります。しかし、それは生存のための緊急避難行動に過ぎません。日常的に野菜のみを与え続けた個体は、イネ科植物を与えられた個体に比べて生存日数が大幅に短縮することが飼育観察データでも示されています。
もし雨天や冬場近くでどうしても野草が調達できず、代用野菜を与える場合は、以下の条件を厳守してください。
- 無農薬または徹底的な流水洗浄:表面だけでなく折り込み部分まで念入りに洗い、十分に水気を拭き取る。
- 水分の多すぎるレタス・キュウリは避ける:下痢を回避するため、比較的繊維質のある小松菜やチンゲンサイの葉先を選ぶ。
- スプラウト類(小麦若葉・エンバク)の活用:ペットショップ等で「猫草(エンバク)」として市販されているイネ科の鉢植え苗は、最も安全で理想的な代用エサとなる。