数学の答案で「与式」は減点対象?正しい使い方と記述ルールを徹底解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

ネット上の一部では「大学入試の数学では『与式』と書いた瞬間、問答無用で2点減点される」という都市伝説が囁かれることがあります。しかし、これは明確な誤解です。

大学の数学教員や入試採点経験者の見解を総合すると、採点基準の根底にあるのは「数学的な論理展開の正当性」と「第三者に対する明確な伝達性」の2点のみです。「与式」という言葉を使ったこと自体が罪に問われるわけではなく、前述のように「主語の消失」「等号の不適切な連結」を併発している答案が多いために、結果として減点されているのが真相です。

ただし、「厳格な採点を行う一部の大学・教授陣に対して、わざわざ減点のリスク要因になり得る略記を使うメリットは皆無である」という点もまた動かしがたい事実です。