「お嬢様学校」という世間のイメージから、閉鎖的あるいは世間知らずな雰囲気を連想されがちですが、学校関係者やOGの手記、保護者の口コミから浮かび上がる実態は大きく異なります。
雙葉の根幹にあるのは、17世紀フランスで設立された「幼きイエス会(旧サン・モール修道会)」を設立母体とするカトリック精神です。週1回の宗教の授業や奉仕活動を通じ、他者への共感力と自己の社会的役割を深く内省する教育が徹底されています。
また、同校の大きなアイデンティティとなっているのがフランス語教育です。中学3年間は英語に加え、全員がフランス語の基礎を学びます。高校からは第一外国語としてフランス語を選択することも可能で、複眼的な言語感覚と国際教養を身につける契機となっています。
卒業生には、皇后雅子さまをはじめ、政治、法曹、医学、メディア、芸術の各分野でリーダーシップを発揮する著名人が多数名を連ねています。公の場でみられる品格と、困難な状況下でも職責を全うする芯の強さは、中高6年間の人格形成がもたらす最大の資産といえます。