一般人の無計画な水抜きに対して、医療機関や専門家は強い懸念を示している。日本肥満学会が提唱する適正な体重管理基準から見ても、短期間での水分喪失は肥満治療やボディメイクの文脈からは完全に逸脱した危険行為だ。
体内の水分とともにナトリウムやカリウムといった必須ミネラルが急激に失われると、重篤な電解質代謝異常・脱水症を発症する。初期症状としての頭痛やめまい、筋肉の激しい痙攣はやがて不整脈へと発展し、最悪の場合は多臓器不全を引き起こす。数値の減少に歓喜している裏で、腎臓や脳は致命的なダメージを負っている可能性がある。