Q1:目を焼いたとき、生のジャガイモやすりおろした大根をまぶたに当てると治るという噂は本当ですか?
A1:完全な民間療法であり、医学的根拠はありません。冷たさによる冷却効果は一時的にあるものの、野菜の汁や雑菌が傷ついた眼球内に入り込み、重度の細菌感染症(角膜炎や角膜潰瘍)を引き起こすリスクが非常に高いため、絶対にやってはいけません。冷やす際は必ず清潔な冷水タオルや保冷剤を使用してください。
Q2:溶接の光を一瞬チラッと見ただけでも目を焼くことはありますか?
A2:わずか1〜2回、コンマ数秒間チラ見した程度であれば、一時的な残像感はあっても角膜が重度の火傷を起こす可能性は低いです。しかし、仮付け作業などで何度もチラ見を繰り返したり、高電流のアーク光を近距離で直視したりした場合は、累積された紫外線量によって数時間後に電気性眼炎を発症します。
Q3:夜間救急外来へ行くべきか、翌朝まで待つべきかの判断基準は?
A3:市販の鎮痛薬の服用と患部の冷却で痛みが多少なりともコントロールでき、両目の症状であれば、部屋を暗くして朝まで安静にし、翌日診療時間内に眼科を受診するのが一般的です。ただし、「耐え難い激痛で嘔吐してしまう」「スパッタ(火花)が直接目に入った自覚がある」「片目だけが激しく充血して視界が真っ白になっている」といった緊急事態では、迷わず夜間救急外来や救急相談窓口(#7119など)へ連絡してください。