松岡家のルーツを紐解くと、日本の近代産業史そのものに突き当たる。その頂点に位置するのが、阪急電鉄や宝塚歌劇団の創業者として知られる偉人・小林一三だ。文化とビジネスを融合させた事業モデルを打ち立てた偉大な曾祖父の遺伝子は、脈々と現代まで受け継がれている。
さらに祖父である松岡功もまた、元テニス日本代表として活躍した後に東宝株式会社の会長を務めた人物である。実業家としての卓越した手腕と、スポーツマンシップを併せ持った祖父の存在は、長男にとっても大きな道しるべとなっているに違いない。テレビ番組の家系図・人物ドキュメンタリーなどで度々取り上げられるこの名門の血統は、単なる名誉にとどまらず、次世代に対する確かな誇りと責任感を植え付けている。