芸能界や一般層の間では「松たか子の夫」という文脈で語られがちな佐橋佳幸ですが、音楽業界内における彼の評価は、日本屈指のトップスタジオミュージシャンであり名プロデューサーです。
東京都出身の佐橋佳幸は、東京都立松原高等学校在学中にバンド活動を本格化させ、1983年にロックバンド「UGUISS(うぐいす)」のギタリストとしてエピック・ソニーからメジャーデビューを果たしました。バンド解散後はセッションギタリスト、作編曲家として頭角を現し、日本のポップス史に燦然と輝く数々の大ヒット曲で印象的なギタープレイを刻み込んできました。
音楽ファンなら誰もが耳にしたことのある代表的な演奏実績は枚挙に暇がありません。
- 小田和正『Oh! Yeah! / ラブ・ストーリーは突然に』(1991年):イントロで鳴り響く「チャカチャーン」というあまりにも有名なカッティングギターは佐橋佳幸による名演。
- 藤井フミヤ『TRUE LOVE』(1993年):楽曲の情感を決定づけた繊細なアコースティックギターのアルペジオを担当。
- 山下達郎、桑田佳祐、坂本龍一らのサポート:日本を代表する巨匠たちのレコーディングや全国ツアーで長年バンマスやリードギターを務める。
桑田佳祐をして「日本で最も頼りになるギタリストのひとり」と言わしめるほどの圧倒的テクニックと音楽的センスを持ち、プレイヤーだけでなくアレンジャーやプロデューサーとしても数多くの名盤を世に送り出しています。