いま大阪で話題を呼んでいるのは、1本100円強の庶民派串カツだけではない。オリーブオイルと牛脂を絶妙な比率でブレンドした油を使い、A5ランク黒毛和牛やウニ、黒トリュフといった豪華食材を揚げる「プレミアム串カツ」の専門店がミナミや北新地を中心に急増中だ。
さらに注目すべきは、多様な食のバリアフリー化へのアプローチである。米粉を用いたグルテンフリーの衣や、植物性油100%で揚げるヴィーガン対応の串カツを提供する店舗が登場。宗教的・健康的な理由で日本の揚げ物を敬遠していた海外旅行者や国内のヘルシー志向層を取り込み、新たな顧客層を開拓している。