酸化チタンの発がん性リスクとは?日焼け止めや食品の最新安全性を解説の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

食品分野において最も強い決定を下したのが欧州連合(EU)だ。欧州食品安全機関(EFSA)は2021年、それまで食品添加物E171として認められていた酸化チタンについて「食品添加物としての安全性を確認できない」との意見書を発表した。

EFSAが問題視したのは、体内に蓄積した粒子による「遺伝毒性(DNAへのダメージ)」の可能性を完全に否定できないという点だった。この決定を受け、EU域内では食品への使用が全面的に禁止された。ヨーロッパのスーパーマーケットからは、酸化チタンを含むお菓子やサプリメントが一斉に姿を消すこととなった。