ネット上の情報やSNSの口コミを鵜呑みにして旅程を組むと、小豆島現地で思わぬトラブルに直面することがあります。特に初めて小豆島を訪れる旅行者が陥りがちな「3つの盲点」を検証します。
盲点1:小豆島には複数の港があり、神戸便は「坂手港」にしか着かない
小豆島には土庄港、池田港、草壁港(現在休止中)、坂手港、大部港、福田港と多数の港が存在します。岡山や高松からの便が多く集まる中心地は「土庄港(とのしょうこう)」ですが、神戸港からのジャンボフェリーが発着するのは島の南東端にある坂手港です。土庄港周辺のホテルや観光地とは車で約30分〜40分離れているため、「港に着けばすぐに中心街がある」と誤認していると計画が大きく狂います。
盲点2:徒歩乗船組を襲う「坂手港の二次交通ギャップ」
マイカーを持たずに徒歩で渡航する場合、坂手港からの路線バス(小豆島オリーブバス)の接続確認が死活問題となります。昼便であればフェリー到着に合わせて島内主要部(オリーブ公園や土庄方面)への接続バスが運行されていますが、早朝便や深夜便の到着時にはバスが走っていない時間帯が存在します。港前には流しのタクシーはほぼ常駐していないため、早朝到着の徒歩組は事前にタクシーを配車予約しておくか、港近くの宿泊施設・レンタカーの手配を済ませておく必要があります。
盲点3:フェリー欠航リスクと瀬戸内海の気象特性
瀬戸内海は内海のため年間を通じて波が穏やかで、外海を走る長距離フェリーに比べて就航率は非常に安定しています。しかし、台風の直撃時や春一番などの猛烈な強風を伴う気圧配置では、瀬戸内航路であっても運休・条件付き運航が発生します。当日の運航状況はジャンボフェリー公式Twitter(現X)および公式サイトでリアルタイム更新されるため、荒天が予想される日は事前のチェックが欠かせません。