サイズと並んで乗り味に直結するのが、デッキの反り上がりである「キック」と、左右の湾曲である「コンケーブ」の形状です。この2つの立体構造が、オーリーの弾きやすさや足裏の食いつきを支配しています。
ノーズ(前)とテール(後ろ)の反り上がりであるキックには、大きく分けてハイキックとローキックの2種類が存在します。
ハイキック(角度が急)は、テールを地面に叩きつけるまでにタメができるため、しっかりと弾くことで高い跳躍力を生み出せます。一方、ローキック(角度が緩やか)は少ない力で素早くテールが地面にヒットするため、軽い力でクイックにトリックを仕掛けたいスケーターに向いています。
左右の縁が反り上がっているコンケーブも同様です。コンケーブが深いデッキは足裏への密着度が高く、フリップ系の回転トリックをかける際に強い引っかかりを得られます。反対にコンケーブが浅いフラット寄りのデッキは、足の位置を瞬時にズラしやすく、カービングやスライドトリックにおいて自由度の高い操作感をもたらします。