孫正義の給料はなぜ1億円台?年収200億超の配当金と最新総資産の内訳について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

ソフトバンクグループ内部における役員報酬の実態を調査すると、一般的な会社では考えられない「逆転現象」が起きています。同社が開示する取締役ごとの個別開示情報(1億円以上の報酬対象者)を比較すると、孫正義氏の基本給は社内のランキングトップどころか、外国人幹部や子会社トップの足元にも及びません。

対象・ポジション役員報酬(給料)年間配当金収入編集部の見解・実態分析孫正義
(会長兼社長)約1.0億〜1.6億円約190億〜200億円役員報酬は形式的な水準。収入の本体は巨額の自社株配当であり、実質手取りは約160億円規模に達する。レネ・ハース
(Arm CEO / SBG取締役)約30億〜50億円超
(株式報酬等を含む)非開示・極少額Arm上場とAI半導体市場での躍進を牽引するグローバル水準のプロ経営者報酬。孫氏の報酬額の数十倍に及ぶ。後藤芳光
(専務執行役員CFO)約2億〜4億円前後数千万円規模SBGの財務戦略を司る金庫番。純粋な役員報酬としては社長である孫氏を上回る設定となっている。日本の上場企業社長
(プライム市場平均)約5,000万〜1億円数百万円〜数千万円雇われ社長が多く、株式保有比率が極めて低いため、生活費や資産形成のほぼ全額を給料に依存している。

かつてソフトバンクグループでは、副社長を務めたニケシュ・アローラ氏に100億円を超える役員報酬を支払い、ロナルド・フィッシャー氏やマルセロ・クラウレ氏らに対しても数十億円単位の報酬を投じて世界的な話題を呼びました。傘下の半導体設計大手ArmのCEOであるレネ・ハース氏をはじめとする海外子会社の幹部報酬も、欧米メガテックの相場に合わせた高額報酬体系が維持されています。

社内の役員報酬ランキングを作成すれば、孫正義氏は常にトップ数名から大きく外れた位置にいます。しかし、配当金を合算した「実質年間現金収入」で比較すれば、誰も孫氏の足元にすら及ばないという強烈な二重構造が成り立っています。