台湾の頭脳「國科會」徹底解剖!半導体・Ai戦略と日台連携の行方の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

台湾のニュースやハイテク関連の報道で頻繁に目にする「國科會(Guókēhuì)」の正式名称は、台湾 国家科学及技術委員会(National Science and Technology Council: NSTC)です。行政院(内閣に相当)直属の機関であり、日本の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)と文部科学省・経済産業省の科学技術部門を融合・強化したような強大な権限を持ちます。

多くのビジネスパーソンが疑問を抱く台湾 科学技術部 違いについては、組織の権能と位置付けの変更に理由があります。かつては「行政院国家科学委員会」として発足し、2014年に「科技部(MOST)」へと改編された歴史を持ちます。しかし、省庁縦割りの弊害を打破し、デジタル発展部や経済部(経済産業省に相当)を横断する強力な司令塔機能を構築するため、2022年7月に再び委員会組織へと昇格する形で國科會 組織改編 経緯を辿りました。

現在、國科會は新竹、中部、南部の「三大科学園区(サイエンスパーク)」を管轄し、インフラ整備から研究開発資金の配分、先端人材育成に至るまで、台湾のハイテク産業エコシステム全体のマスタープランを一元的に策定・執行しています。