二人の物語が交差したのは、2009年に放送された国民的ドラマ『相棒』Season 8の撮影現場だった。及川光博が主人公の相棒・神戸尊役として脚光を浴びる中、元日スペシャルでゲスト出演した檀れいと意気投合。約1年の交際を経て、2011年7月に電撃入籍を発表した。「王子と姫の結婚」と称賛され、多くのファンが祝福に沸いたのは記憶に新しい。
だが、トップランナー同士の結婚生活には、常に過密スケジュールという壁が立ちはだかった。檀れいは大手事務所である太田プロダクションに所属し、舞台やドラマの主役として妥協を許さない準備に没頭。一方の及川光博もドラマ撮影と毎年の全国ワンマンショーツアーに全精力を注ぎ込んでいた。互いにプロ意識が極めて高かったからこそ、すれ違う時間の中で生活リズムのズレが少しずつ広がり、心を通わせる時間が削られていった。