植筋と差筋の決定打|定着長さ・引張強度の最新基準と施工手順を徹底解説にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
現場で選定される各種接合工法について、力学的耐力、定着基準、コスト、および施工難易度を比較整理したデータは以下の通りです。
項目・工法種別詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価植筋工法(接着系注入型)エポキシ樹脂・無機系注入
定着長:15d〜20d以上
許容引抜力:母材・鋼材降伏耐力に準拠耐震補強工事、柱・梁・耐震壁の増設接合部構造躯体の一体化に最適。深孔施工や異形鉄筋への追従性が高く、最も信頼性の高い標準工法。ケミカルアンカー(カプセル型)ガラス管カプセル(ビニルエステル等)
定着長:10d〜15d程度
許容引抜力:高耐力(既定寸法)設備機器基礎、小規模増設、鉄骨ブレース接合定着深さが製品規定に縛られるため、長い定着長を要するRC主筋の植筋には注入型を推奨。金属系あと施工アンカー拡張方式(メカニカルアンカー)
定着長:5d〜8d程度
許容引抜力:コーン状破壊耐力に依存配管支持、吊りボルト固定、非構造部材拡張応力により母材端部でクラックを誘発するリスクあり。連続した鉄筋継手には不向き。差筋(打ち込み・打継ぎ)接着剤なし(または簡易モルタル)
定着長:規定なし(数cm〜10d程度)
許容引抜力:極めて低い(算定不可)無筋土間コンクリート打継ぎ、ブロック積み配筋構造耐力上の期待は不可。曲げモーメントやせん断力がかかる主要部への適用は厳禁。