虎屋の歩みは、日本の歴史そのものと深く結びついています。株式会社虎屋の歴史は室町時代後期の京都に始まり、後陽成天皇の御在位中(1586〜1611年)から御所の御用を勤めてきた記録が残されています。禁裏(皇室)御用達の御菓子司として、数々の典礼や公家の茶会を支えてきました。
明治2年(1869年)の東京遷都の際には、京都の店を残したまま、天皇にお供する形で東京へ進出。伝統を守るだけでなく、激動の時代において常に果敢な挑戦を続けてきた姿勢こそが、同社の真骨頂と言えます。
近年では、伝統的な一本売りの竹皮包羊羹だけでなく、手を汚さず手軽に食べられる「小形羊羹」の展開や、若い世代に向けたカフェ業態「TORAYA AN STAND」の展開など、現代人のライフスタイルに寄り添う革新を推進。伝統と革新の絶妙なバランスが、時代を超えて選ばれ続けるブランド力の源泉となっています。