つわりジンクスで性別判定?ポテトの噂や当たる確率と医学の真相とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

ネット上の口コミを検索すると「マックのポテトを毎日食べていたら本当に男の子だった!」という歓喜の声が目立ちます。しかし、取材班がマタニティ情報サイトのユーザーや育児中の母親たちにヒアリングを実施したところ、ジンクスを盲信した結果、予想外の展開を迎えたリアルな声が多数寄せられました。

都内在住の30代女性Aさんは、第一子の妊娠初期をこう振り返ります。

「妊娠7週から猛烈な吐き気に見舞われ、唯一口にできたのがマクドナルドのポテトと炭酸飲料でした。ネットで『ポテト=男の子』というジンクスを読み、SNSでも同じ体験談が溢れていたので、すっかり男の子だと思い込んでいました。ところが妊娠20週の超音波スクリーニングで告げられたのは『女の子ですね』という言葉。夫と2人で青いベビー服ばかり眺めていたので、思わず診察室で笑ってしまいました」

また、第二子を出産した地方在住の40代女性Bさんの証言は、つわりの個人差がいかに当てにならないかを物語っています。

「1人目の時は全くつわりがなく、甘いチョコレートばかり食べていて女の子を出産しました。2人目を授かった時は打って変わって重度の吐きづわりで、肉の脂っこい匂いすら受け付けず、グレープフルーツばかり食べていたので『これは絶対男の子に違いない』と確信していました。しかし結果は同じ女の子。上の子と下の子でつわりの症状は天と地ほど違ったのに、性別は同じだったのです。つわりは赤ちゃんの性別ではなく、その時々の自分の体調や年齢によるものだと痛感しました」

大手知恵袋やコミュニティ掲示板を分析しても、「つわりジンクスが完全に外れた」という投稿は無数に存在します。にもかかわらず、なぜ世間では「当たった」という話ばかりが拡散され、定着していくのでしょうか。