近年のアニメーション産業では、共感しやすい悪役や整然とした勧善懲悪ストーリーが好まれる傾向が強い。その潮流の中で、本作が放つ剥き出しの人間描写は、かえって鮮烈な異彩を放ち続けている。
軍事的な脅威であったクロノクルと、人間の心の暗部を一身に背負ったカテジナ。どちらか一方のみをラスボスと断定することはできない。外的な争いを終結させるための敵がクロノクルであり、主人公の内面的なイニシエーション(通過儀礼)を完了させるための真の壁がカテジナであったという二重性こそが、本作の奥深さの根源だ。
時代が移り変わっても、エンジェル・ハイロゥの光の下で繰り広げられたあの凄惨な魂の衝突は、リアルロボット史における孤高の到達点として語り継がれていくに違いない。 (出典: v ガンダム ラスボス(Yahoo!ニュース))
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