第1104話においてサターン聖の狂気と並び、読者の注目を集めたのが海軍本部大将「黄猿」ことボルサリーノの挙動です。サターン聖の命令に従いフランキーらを攻撃する構えを見せつつも、その表情には明らかな憂いと葛藤が滲み出ていました。
黄猿が呟いた「もっと濃いサングラスをかけてくればよかった」という一言は、旧友たちを自らの手で討たねばならない辛さに涙腺が緩むのを隠したいという、人間味に満ちた本心の表れとして語り草になっています。また、戦闘の混乱の最中、ギア5の反動で動けなくなっていたルフィの周りに置かれた大量の食料と、ルフィの姿が忽然と消えた事件についても、黄猿が光の速度で差し入れたのではないかという考察が世界規模で過熱しました。