未唯mieの経歴を語る上で避けて通れないのが、昭和から平成への転換期に直面した「3億円の借金問題」です。ピンク・レディー解散後、ソロシンガーとして名曲「NEVER」を大ヒットさせた彼女でしたが、独立して設立した個人事務所の運営を巡り、予期せぬ落とし穴に直面します。
信頼を寄せていたスタッフや経営陣による杜撰な資金管理、さらには連帯保証人となっていた事業の焦げ付きが重なり、20代後半にして突如として約3億円の負債を背負わされる事態となりました。周囲の弁護士や関係者からは「自己破産を選べば人生をやり直せる」と強く助言されたものの、彼女は「自分が立ち上げた会社で起きたこと。他人のせいにせず、自分の手で責任を取りたい」と頑なに拒否しました。
睡眠時間を削り、舞い込む仕事すべてに誠心誠意向き合った結果、彼女は約3年半という異例のスピードで3億円を完済。この壮絶な経験が、現在の未唯mieの揺るぎない芯の強さと、仕事に対するストイックな姿勢の礎となっています。