味の素スタジアムでいわゆる「神席」と呼ばれるエリアと、「見切れ席」に陥ってしまうエリアの差はどこにあるのか。最大の要因は、陸上トラックの存在とスタンドの傾斜角度、そして安全用の手すりや機材設備の位置にある。
神席の筆頭は、メインスタンドの中央中段(15列〜25列付近)だ。ピッチ全体を見渡せる高さを保ちつつ、選手の表情やダッシュの迫力がしっかり視界に入る。雨に濡れにくい屋根の下である点も評価が高い。一方で、見切れ席になりがちなのは上層階(2階席)の最前列や、アリーナ公演時のサイドスタンド端部だ。上層最前列は安全手すりが視線に直撃し、ピッチの手前側サイドラインが見えなくなるケースが多発する。ステージ裏に近いサイド席では、音響用スピーカー機材がメインモニターを遮る現象も起きやすい。