華やかな光のショーの足元で、大会の安全を支えたのは数千人規模のボランティアと警察、警備関係者による圧倒的なチームワークだった。十三駅や塚本駅周辺の路地では、群衆事故を防ぐための厳格な誘導マニュアルが運用され、一歩間違えれば大混乱に陥りかねない人波を驚くほどスムーズにコントロールしてみせた。
大会終了後、夜が明ける前から河川敷に散らばったゴミを拾い集めるボランティアたちの姿があった。彼らの手によって、熱狂の舞台はわずか数時間で元の静かな河川敷へと戻されたのだ。「自分たちの街の花火大会を自分たちで守る」というローカルなプライドと絆。巨大イベントを裏で支えた人々の献身なくして、あの成功はあり得なかった。