泥沼の調停離婚から歳月が流れた現在、KEIKOは故郷の大分県を拠点に穏やかな生活を取り戻している。地元ラジオ番組へのレギュラー出演や、SNSで時折見せる飾らない笑顔は、多くのオールドファンを安堵させている。後遺症と向き合いながらも、音楽への情熱を完全に失ったわけではない。
一方の小室哲哉とKEIKOの間に、現在直接的な交流は一切ない。関係者への取材によると、調停成立以降、連絡は代理人弁護士を通じてのみ処理され、私的な接触は完全に断絶しているという。かつてスタジオで息を呑むようなハーモニーを紡ぎ出した二人の関係は、完全に冷え切ったままだ。
スクープによって浮き彫りになったのは、天才が抱える極限の孤独と、完璧なプロデューサー像の裏側にあった生身の脆さだった。豪奢なスタジオマンションで一人シンセサイザーに向き合う小室の私生活は、かつての派手なパーティー三昧とは程遠く、極めてストイックかつ静寂に満ちたものへと変化している。