邪馬台国論争に終止符か?最新の地中レーダーが捉えた「卑弥呼の宮殿」とされる巨大遺構の正体の真相について、最新情報を詳しくお届けします。

長年、日本全国の歴史愛好家を二分してきたのが「九州説」と「畿内説」の対立だ。佐賀県の吉野ヶ里遺跡に代表される九州の環濠集落こそが女王の都であるとする声と、奈良盆地東部の巨大古墳群こそがその墓であるとする声は、互いに譲らない平行線をたどってきた。

しかし、今回の発見は畿内説の天秤を大きく引き下げる可能性がある。纒向遺跡で見つかった遺構の年代測定を進めたところ、西暦240年前後、まさに魏の皇帝から「親魏倭王」の金印を授けられた時期と完全に重なることが判明したのだ。九州の考古学チームからも「この規模の構造物が同時代に存在していたとなると、議論の前提を再考せざるを得ない」との声が漏れ始めている。