新快速の強みは圧倒的なスピードにあります。競合する私鉄特急や同路線を走る快速列車と比較しても、その差は歴然です。
例えば大阪駅〜京都駅間(約42.8km)の所要時間は、快速がおよそ40〜45分を要するのに対し、新快速はわずか29分前後。大阪駅〜三ノ宮駅間(約30.6km)でも快速が約27〜30分のところ、新快速は約21分で結びます。さらに大阪駅〜姫路駅間(約87.9km)の長距離になると、快速が約85分以上かかるのに対して新快速は約60分。25分以上の大差がつきます。
ここで見落としてはならないのが、主要駅での「緩急接続」の罠です。高槻駅や芦屋駅、尼崎駅では新快速と快速・普通列車が同一ホームで連絡することが多く、絶妙な乗り換えダイヤが組まれています。しかし、時間帯によっては後発の新快速が先発の快速を途中で追い抜かないパターンや、高槻〜京都間で快速が各駅停車化することで所要時間が大きく延びるケースが存在します。急ぐ場合は「先に来た快速」に飛びつくのではなく、後続の新快速を待つべきか電光掲示板の先着案内を確認する習慣が欠かせません。