Q1:猫が寝てる時だけよだれを垂らすのは病気ですか?
A1:起きた後に元気に動き回り、食欲や排泄に問題がなければ、深いレム睡眠による筋肉の弛緩が原因の生理現象である可能性が高いです。ただし、目覚めた後もよだれが止まらなかったり、枕やベッドに茶褐色・悪臭のあるシミが残る場合は、歯周病や口腔内潰瘍が隠れている疑いがあるため動物病院での歯科検診を推奨します。
Q2:猫がよだれをポタポタ垂らしながら食欲不振で元気がない場合、自宅でできる応急処置は?
A2:自宅で無理に食事や水を与える処置は避けてください。口腔内の激痛や食道の異物閉塞、尿毒症などが疑われるため、無理な給餌は誤嚥を招き病態を急速に悪化させます。体を冷やさないようタオルで保温し、可能な限り速やかに動物病院へ搬送することが唯一の安全な対応です。
Q3:泡状のよだれを吹いているとき、無理に水を飲ませてもいいですか?
A3:絶対に無理に水を飲ませてはいけません。泡を吹いている状態は、激しい吐気や中毒による神経麻痺が生じている可能性があり、液体を飲み込む嚥下反射が正常に機能していません。水分が肺に入り誤嚥性肺炎や呼吸不全を併発する重大な危険があるため、口元を乾いたガーゼ等で軽く拭き取り、直ちに救急病院へ連絡してください。
Q4:口臭が急にきつくなり、よだれに血が混じっている場合の疑い病名は?
A4:重度の歯周病、猫慢性歯肉口内炎、または舌下や歯肉に発生する「扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)」をはじめとする口腔内腫瘍が強く疑われます。高齢猫の場合は特に悪性腫瘍の進行が早く、早期の生検と疼痛緩和ケアが不可欠となりますので、放置せず数日以内に専門的な診察を受けてください。