今注目を集めている 昔のサンリオキャラの現在と消えた理由!昭和平成レトロの復活劇について、多角的な視点をご紹介しています。

サンリオの歴史は、日本のファンシーカルチャーそのものの歩みと言っても過言ではありません。サンリオキャラクター図鑑を紐解くと、各年代の世相やトレンドが色濃く反映された名作たちが並びます。

1970年代、アメリカンカジュアルやカントリー調のデザインが流行する中で登場したのがパティ&ジミー(1974年誕生)です。スポーティーで行動派のパティと読書好きなジミーのコンビは、当時の女子小中学生にとって憧れの海外カルチャーの象徴でした。同時期にはハローキティやマイメロディ、リトルツインスターズも産声を上げています。

1980年代に入ると、サンリオのデザインは多様性とポップさを増していきます。代表的な存在が、カミナリの国で生まれた3つ子の兄弟ゴロピカドン(1982年誕生)や、イギリス留学経験を持つおしゃれなペンギンタキシードサム(1979年誕生)です。さらに後半には、フランス・パリ郊外の田園で生まれた心優しいウサギの女の子マロンクリーム(1987年誕生)や、中国生まれの半魚人ハンギョドン(1985年誕生)が登場し、文具売り場を華やかに彩りました。

1990年代は、より個性的でエッジの効いたキャラクターが台頭します。あまのじゃくなペンギンの男の子バッドばつ丸(1993年誕生)や、いたずら好きな悪魔の男の子ルロロマニック(2007年展開)、そして爽やかな魅力で一大ブームを築いたポチャッコ(1989年誕生)などが平成初期のキッズカルチャーを牽引しました。