噂の中で特に注目を集めたのが、メンバー間の不協和音を疑う声だ。圧倒的なカリスマ性とフロントマンとしての存在感を放つSUZUKA。一方で、グループの精神的支柱であるリーダーのMIZYU、しなやかな表現力を持つKANON、グルーヴ感あふれるダンスとラップを担うRIN。4人の役割が際立っているからこそ、「スタンドプレーが増えたのではないか」「パワーバランスが崩れたのではないか」という穿った見方が生まれた。
しかし、現場を知る関係者の証言はまったく異なる。アメリカ最大級の野外フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」をはじめ、数々の過酷な海外遠征を乗り越える中で、彼女たちを支えたのは他でもない4人の強固な絆だった。言語や文化の壁、過酷な移動、海外オーディエンスのシビアな視線。巨大なプレッシャーを共有し、ステージ上で背中を預け合ってきた歴史は、小手先の不仲説などで揺らぐほど脆くはない。