裏社会を震え上がらせるマル暴刑事たちですが、その実態は過酷な任務を背負った地方公務員です。業務内容は多岐にわたり、張り込みや尾行といった地道な内偵から、早朝のガサ入れ、関係者の聴取、膨大な捜査書類の作成まで、昼夜を問わない激務が日常茶飯事です。
危険と隣り合わせの職務内容ゆえに、「特殊勤務手当(捜査手当・危険手当)」などが支給されますが、一般的な警察官の給与体系から大きく突出しているわけではありません。巡査部長や警部補といった階級ごとの基本給に各種手当が加算され、30代後半から40代の現場主力クラスで年収は約650万〜850万円程度が一つの目安となります。
殉職や報復のリスクを常に抱えながらも彼らが過酷な現場に立ち続ける理由は、金銭的な見返りではなく「街の治安を暴力から守り抜く」という強い使命感とプライドに他なりません。警察内部でも捜査四課の経験者は度胸と突破力を高く評価され、幹部への登竜門としても一目置かれています。