一般のスーパーで販売される精肉コーナーのタンと、業務卸を中心とした大容量パックとでは何が異なるのか。最大の相違点は、流通過程における加工とパッケージングの手法にある。
一般的な家庭向け店舗では、使い切りやすい50グラムから100グラム程度の小分けパックが主流であり、人件費やトレイ代が単価に上乗せされやすい。対して、卸売りをルーツに持つ店舗では、ブロック肉のまま直輸入して店舗側での小分けの手間を省くか、巨大な自社工場で一括スライスして急速冷凍する方式をとる。この工程の合理化こそが、驚異的なグラム単価を実現するカラクリだ。