野球のフォロースルーで飛距離激変!プロの極意と片手・両手の真相を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

MLBやNPBの長距離砲に共通して見られる特徴が、インパクト後にバットが背中を大きく巻き込むようにフィニッシュする「高いフォロースルー」です。バッティングでフォロースルーが高い選手は、単に見栄えを良くするために腕を高く掲げているわけではありません。

打球を効率的に遠くへ飛ばすためには、スイングプレーンがボールの軌道に対してわずかにアッパー(約10度〜19度の上昇角度)を描く必要があります。バットヘッドが低い位置から入ってインパクトを通過し、高めの位置へ抜けていくことで、ボールに対して理想的なバックスピンと打ち出し角度を与えることができます。この際、フォロースルーでの手首の使い方が極めて繊細な役割を果たします。

ありがちな誤解として「手首を強く返してボールを押し込む」という感覚がありますが、実際には手首を急激にローリング(回内・回外)させると、インパクトの面がブレて引っ掛けたゴロや力のないポップフライの原因になります。一流選手は手首の角度を保ったまま、胸郭の回旋と肩甲骨のスライドによってバットを高い位置へと運んでいます。この動作を身につけるためのバッティング飛距離アップ練習法としては、片手ティーバッティングや、ハイティーを打った後にバットの先端を投手方向へ長く突き出すドリルが効果的です。