東京・六本木とニューヨーク・ブルックリン。離れた二つの拠点で極秘裏に進められてきた協議の全貌が、徐々に浮かび上がりつつある。日本の音楽・映像ビジネスのパイオニアである松浦勝人と、社会の亀裂を鋭く切り取ってきた鬼才映画監督スパイク・リー。これまで接点がないと目されていた二人が手を取り合った背景には、グローバルなコンテンツ市場の急速な地殻変動がある。
エイベックスが培ってきた独自のアーティストプロデュース能力とIP展開のノウハウ。そこに、ハリウッドのメインストリームでありながら独立独歩の美学を貫く巨匠の演出力が融合する。単なる異文化交流の枠を超えたこの連携は、国境やジャンルの壁を崩し、世界の視聴者を直接惹き付ける強力な原動力として機能し始めている。