世間の厳しいバッシングの裏側で、実際の夫婦関係と家庭内はどう機能しているのか。永田町の事情通や自民党関係者の証言からは、報道とは異なる「家族のリアル」が浮かび上がってくる。
「文信氏は現在、重度障がいを持つ長男の24時間態勢のケアを一手に引き受けています。野田氏が衆議院議員として国会論戦に集中し、地方遊説をこなせるのは、夫が文字通り家庭の防波堤となっているからに他なりません」と自民党中堅議員は明かす。
関係者によると、過去の法廷闘争や世間の批判を経たことで、かえって家族の結束は強固になったという。永田町での権力闘争が激化する中でも、野田氏は毎晩のように夫と息子の容態について連絡を取り合い、赤坂の議員宿舎で家族の時間を死守している。世間が抱くスキャンダラスなイメージの裏には、重い医療的ケア児を抱えながら共闘する、極めて現実的なパートナーシップが存在している。