映画の熱量をさらに加速させたのが、2009年3月にリリースされた嵐の25枚目シングル「Believe」です。映画『ヤッターマン』の主題歌として書き下ろされた同曲は、オリコン年間シングルランキングでも上位に食い込むなど、嵐を代表するキラーチューンとなりました。
楽曲の最大の特徴は、哀愁を帯びたドラマティックなメロディラインと、櫻井翔自身がリリックを手掛けたアグレッシブな高速ラップ(通称:サクラップ)の融合です。「自分を信じて未来を切り拓く」という強いメッセージは、映画本編のクライマックスで描かれるヤッターマンの戦いと完璧にリンクしており、劇場の音響で聴く主題歌の導入は多くの観客を熱狂させました。
「Believe」のミュージックビデオ(PV)は、巨大な近未来都市を模したスタジオセットやCG空間で撮影され、メンバーのダイナミックなダンスパフォーマンスが大きな話題を呼びました。また、アニメーション制作スタジオ・タツノコプロが手掛けた公式アニメPV(『アニメーション映画 ヤッターマン』コラボ映像)も制作されるなど、メディアミックスの先駆けとしても画期的な試みが行われました。