映画『マルサの女』裏話と魅力を徹底解剖!最新配信状況まで完全網羅に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

1987年に東宝系で公開された本作は、日本アカデミー賞の主要部門を総なめにするなど、興行面・批評面の双方向で空前の大ヒットを記録した。その爆発的ヒットを受けて1988年に制作された続編『マルサの女2』では、地上げ屋や新興宗教が絡むさらにスケールの大きい社会悪へ挑み、社会派コメディ映画としての地位を盤石なものとした。

当時、お堅いテーマと思われていた「税金」を極上のエンタメに昇華させた伊丹作品の手腕は、その後の邦画界に多大な影響を与えた。緻密なロケハンと人間観察に基づく映像表現は、現代のテレビドラマや映画におけるサスペンス・コメディの原型を作ったと言っても過言ではない。