日本国内の本州〜九州で主に鑑賞される代表的な発光ホタルには、「ゲンジボタル(源氏蛍)」と「ヘイケボタル(平家蛍)」の2種類がいます。両者は生息環境、出現する時期、そして光り方に大きな差異があります。 ゲンジボタルは体長15mm前後と大柄で、きれいな小川や清流など水流のある環境を好みます。発光は緑がかった黄色で非常に強く、数秒かけてゆっくりと明滅を繰り返す優雅な光が特徴です。西日本と東日本で明滅周期が異なり、東日本では約4秒に1回、西日本では約2秒に1回のペースで同調して点滅します。 一方、ヘイケボタルは体長8〜10mm程度と小ぶりで、水田や湿地、用水路など流れの緩やかな止水域に生息します。光はやや赤みを帯びた淡い黄色で、「チカチカ」と小刻みに揺れるように明滅します。時期もゲンジボタルより半月ほど遅れてピークを迎えます。
蛍が光る時間帯はいつ?夜3回のピークと鑑賞の気象条件を徹底解説