一関を訪れたら絶対に外せないのが、江戸時代から伝わる独自のもち食文化です。冠婚葬祭や季節の節目にお餅を振る舞う風習が今も根付いており、あんこやきな粉といった定番から、じゅうね(えごま)、ずんだ、沼エビ、ふすま(鶏肉と根菜の煮込み汁)まで、多彩な味付けで楽しむ「もち膳」が一関のシグネチャーフードとなっています。
世嬉の一酒造の敷地内にある酒蔵レストラン「せきのいち」では、つきたてのような柔らかいお餅を一口サイズで食べ比べる「果報もち膳」が看板メニュー。運試しの竹串が入ったお椀を探す伝統の遊び心とともに、奥深い郷土の味を堪能できます。また、駅構内や駅前ロータリー沿いの食事処でも、急ぎの旅行者向けにアレンジされた手軽なもちセットが提供されており、電車の発車時刻を気にしながらでも本場の味をしっかり満喫できます。