ネット検索で頻繁に浮上する「すみれさん 死亡説」には、明確な発端があります。最大の要因となったのが、2003年の劇場版第2作『THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で恩田すみれが犯人に撃たれた事件です。
すみれはこの銃撃で命を取り留めたものの、体内に残った弾丸の傷痕による深刻な後遺症に長年苦しめられることになりました。そして迎えた『THE FINAL』のクライマックス、青島が絶体絶命の危機に陥った際、すみれは大分行きの長距離観光バスをジャックし、倉庫の壁を突き破って現場へ突入します。
この特攻により青島を救出した直後、すみれは重傷を負って血まみれで倒れ込み、意識を失う描写がありました。このショッキングな演出と、公開前の予告編によるミスリードが重なった結果、「すみれさんは殉職してしまったのではないか」という誤った噂がファンの間に急速に広まったのです。
しかし劇中終盤、病院のベッドで青島と軽口を叩き合う元気な姿がしっかりと描かれており、殉職・死亡という事実は一切ありません。ファンの脳裏に焼き付いた過激な特攻シーンこそが、根強い死亡説の震源地でした。