情報の火種が投下された瞬間、ソーシャル・ネットワークは巨大な共鳴室へと変貌する。とりわけX(旧Twitter)上では、滝沢ガレソ氏に代表されるような膨大なフォロワーを持つ暴露系・インフルエンサーアカウントが介在することで、情報は数分単位で数千万インプレッション規模へと爆発的に膨れ上がる。
巧妙なのは、主要プラットフォームのモデレーション(監視網)を回避する手口だ。公のSNS上にはモザイク処理を施したキャプチャや興味を煽る文言のみを投稿し、検閲の届きにくいTelegramの非公開チャンネルへと閲覧者を誘導する。閉鎖空間でオリジナルデータを配布・販売するこのハイブリッド型の拡散手法により、プラットフォーム側の即時削除要請は骨抜きにされているのが実情だ。