一部の週刊誌やネット上では、母親の密着ぶりを指して「過保護なのではないか」といった心ない噂が囁かれた時期もある。しかし、日本スケート連盟の関係者やフィギュアスケート業界の内部を知る人物たちの証言は、全く異なる真実を物語っている。
「由美さんは決して現場の指導や連盟の決定に口を出さなかった。彼女が徹したのは、あくまで食事とメンタル面のサポート。選手本人が競技に100%集中できる環境を整えることだけに専念していた」。過保護どころか、メディア露出を一切拒み、自分たちが注目されることを固く戒めてきた姿勢こそが、羽生家の流儀なのだ。