社殿の奥へと続く小道を進むと、知多半島屈指の眺望を誇る「羽豆岬展望台」に到達します。ここから見渡す360度の大パノラマは、まさに圧巻の一言です。
眼下には師崎港を行き交う名鉄海上観光船や漁船の航跡が広がり、晴天の日には三河湾に浮かぶ日間賀島(ひまかじま)・篠島(しのじま)はもちろん、海の向こうに渥美半島や神島、さらには三重県の鳥羽方面までくっきりと視認できます。海風が吹き抜ける展望デッキに立つと、古来の武将たちがこの岬を軍事・海運の要として重視した理由が肌感覚で理解できます。
また、展望台に至る小道は「恋人の聖地」や散策路としても整備されており、独特のねじれを見せるウバメガシの幹が自然のトンネルを作っています。木漏れ日の中を歩くだけで、日常のストレスから解き放たれるような森林浴と海洋セラピーの双方が体感できる点が高く評価されています。