二人の接点が生まれたのは、2009年に上演された堂本光一のライフワークとも言える舞台でのことだった。ヒロイン役に抜擢された女優の佐藤めぐみは、当時まだミュージカルの経験が浅く、歌やダンスのレッスンに苦悩していたという。妥協を許さない座長として現場を牽引していた堂本光一が、彼女のひたむきな努力を支え、アドバイスを重ねるうちに、互いへの深い信頼が芽生えたと伝えられている。
共演直後にすぐ交際へと発展したわけではない。翌年の再演を経て、舞台への熱量や表現への価値観を共有する中で、自然と距離が縮まっていった。派手な外食や夜の街での逢瀬を避け、自宅でNetflixの映画やドラマを鑑賞したり、お互いが愛好するカフェや珈琲の時間を静かに楽しんだりする――そうした徹底したインドア生活が、10年以上もの長きにわたり関係を守り抜く防壁となった。